| 下水道展'03で出展メーカーに完全密着!!
企業間の固い絆
2003年7月22日から4日間にわたって東京ビッグサイトで行われた『下水道展’03』に橋匠.netのスポンサー企業が参加されました。
その様子を密着して取材してきましたのでレポートいたします。(文中、敬称略)
今回、正式にブースを出展されたのは
鶴見コンクリート株式会社です。鶴見コンクリート(株)はプレキャストコンクリート業界で多種多様な製品を世に出してこられ、今回は豊富な施工実績を誇る「プレキャスト遊水地」と、新しい技術である「RPC工法(更生管)」を出展されていました。
また、鶴見コンクリート(株)によって、RPC工法に最も適していると評価された人坑内昇降用ステップのメーカー、
株式会社アイ・アイ・ピーも自社製品の紹介をしました。
(実は、エムエーシー有限会社もお言葉に甘え、橋匠.netのPRをさせて戴きました。関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びすると共に、厚く御礼申し上げます。)
いよいよ開場そして暴走
初日、私たちが勇んで会場へ到着すると、すでに鶴見コンクリート(株)の皆さんが準備を終える直前。少々慌ててご挨拶を済ませ、開会前の朝礼に参加しました。(株)アイ・アイ・ピーの展示が整えられ、私も橋匠.netのチラシとデジカメを小脇にかかえ、今か今かと開場の瞬間を待ちました。
開場を告げるアナウンスが流れてしばらくすると来場客が当ブース前にも集まりだしました。この時点で私の脳は思考を停止し、唯一「橋匠.netをアピールするのだ!宣伝するのだ!!!」という命令だけを発しておりました。
来場客の行く手に立ち塞がり、立ち止まる人になにやら叫びつつ、ひたすらチラシを手渡す私の姿をここでご紹介することはできませんが、
技術力にあふれる企業間の友情と信頼で築かれた展示コーナーの熱い雰囲気の中で早々に要注意人物と位置付けられた事は言うまでもありません。
反省と学習
「大丈夫?チラシ、一日持たないんじゃない。」
開場から2時間あまりで、1日分のチラシを2/3も配ってしまった私に声をかけてくれたのは、優しい笑顔が印象に残る鶴見コンクリート(株)の福室さんでした。
残り少ないチラシを握り締め焦点定まらず呼吸も乱す私は、近づいてきた人影に「キョ、キョウショウネット!」と一枚プレゼント。そんな私に福室さんはやんわりと微笑んでくれました。
その後、私は鶴見コンクリート及びアイ・アイ・ピーの展示製品を学ばせて戴き、来場客の方々へ両社の製品についてご説明出来るまでになりました。それでは、肝心の製品をご説明しましょう。
これが注目の製品だ!
まず、鶴見コンクリート(株)の製品をご紹介します。二次製品分野について多いに勉強になりました。
「プレキャスト遊水地」は1つの土地に2つの機能を持たせ、地上部分はさらに公園や駐車場などに有効利用ができる実績豊富な製品です。また耐震性能も確認されており、まさに今日の安全都市の構成と水環境の保全の両面を一度に解決できることで、この製品は期間を通して来場客の関心を多く集めていました。
「RPC工法(更生管)」は、現在すでに問題視され今後さらに需要が伸びるであろう老朽下水管管渠の更生を目的とするもので、老朽化した下水管管渠内に新しい管渠を再構築します。
ボックスカルバート本体の形状に工夫をした、経済性と環境面に優れた全く新しい工法です。会場では施工の様子を再現した模型も展示されており、今後の反響が最も期待される製品です。
一方、株式会社アイ・アイ・ピーは自社開発した新製品「マルチ・ジョイント」
「マルチ・ステップ」及び、
「RBレスト」をお披露目しました。
「マルチ・ジョイント」は今まで面倒だったボックスカルバートなどコンクリート二次製品同士の引き寄せ作業と連結作業を一度に完了でき、その上経済性にも
優れた埋設金物です。
その技術は
「マルチ・ステップ」
にも応用され、マン
ホール内部のステップとしては今までに無い後施工
が可能なインサート方式を実現しました。
「マルチ・ステップ」は今日の下水道環境で進行している既存足場金物の腐食の問題を、一気に解決しうる製品として期待されています。
実際に、人坑内の昇降用ステップの交換工事が増加すると見られており、「マルチ・ステップ」が本体交換も可能な製品であることから、製品説明に熱心に耳を傾けている来場客の姿が多いことが印象に残りました。
「RBレスト」はコンクリートのかぶりを確保するための鉄筋架台で、コンクリート製品には欠かすことが出来ない製品です。特徴は、十字型という安定性に優れた形状をしている事もさることながら、超高強度のモルタルを原料としており、100N/mm2以上の圧縮強度を保有していることです。
また全くかぶりを犯さない工夫が施され、今後の更なる進化も非常に楽しみな製品です。
感謝に溢れた4日間と未来への期待
橋梁の分野に特化することから始めた土木資材検索サイトの運営が、ユーザー及びスポンサーの皆様のお導きで、新たな展開を見せ始めています。
正直なところ、場内では今年の盛況のほどを例年と比較する声も聞こえましたが、私には今日の厳しい状況でも、しぶとくがんばる土木業界の根性の一端を見たような気がしてなりません。出展企業はもちろん、ご来場のお客様も思い思いに収穫を得られたはずで、何かに繋げることも出来ると思いました。
橋匠.netもこのチャンスを生かし、新しい試みに踏み出そうと考えています。それが何であるかは追って皆様にご報告いたします。どうぞ、今後ともエムエーシー有限会社ならびに、橋匠.net(kyosyo.net)にご期待ください。
多大なる助力を下さった鶴見コンクリート株式会社
ならびに株式会社アイ・アイ・ピーの皆様に対し、改めてここでお礼を申し上げます。また、下水道展’03に関わった全ての人々、そしてこのレポートを最後まで読んでくださった貴方に、「お疲れ様でした。そしてどうも有難うございました。」
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