目地材・接着剤

GCフィラー (1液タイプ)

GCフィラー
PC鋼線定着部保護用エポキシ充填剤

プレストレストコンクリート橋梁において、主に横締めケーブル定着部の緊張工程後、グリップ周りを防錆・水分から保護する必要があり、グリップキャップとの併用が施工要領となっています。
特徴
  • 混合不要の1液で常温硬化するエポキシ樹脂系接着・充填剤です。

  • -50°でも優れたゴム弾性を示す低温特性を有しています。

  • 可使時間の制約がないため、使い易さも抜群です。

  • 軽量・混合の手間がかかりません

  • 誰でも使えるカートリッジ式です。
使い方
先端ノズルは外してアルミ防湿膜を破ります
 
先端ノズルをねじ込み、取り付けます。
 
ノズルの先をカッターナイフで、カットします。 その際、必要に応じてノズルの出口太さを考慮します。
 
一般的なコーキングガンのセットします。
 
コーキングの要領で、グリップキャップに注入します。
 
定着体のより線カット長にもよりますが、おおむねグリップキャップの2段目まで注入して下さい。
 
グリップキャップ G-21で13個分、G-28で8個分が、GCフィラー1本(333ml 500g )当りの使用可能な数量の目安です。
 
GCフィラーが注入された状態のグリップキャップを、定着体のグリップに被せて、セット完了となります。

GCフィラーの樹脂は、キャップセットの際、じわーっと伸びて行きますが、キャップの底にグリップ金具先端が当るまで十分に押し込んで下さい。(キャップが割れない程度に軽く叩く)
 
GCフィラーは1液タイプで、気中の水分に反応し数日間を要して少しずつ硬化してゆきます。

硬化時間は、材料メーカーの試験データより14日となっていますが、キャップにて密閉している関係上、より数日間をプラスして下さい。

←写真の硬化した樹脂の縦ラインは、キャップを取り外す際のカッターナイフ後です。
測定データ
■各種被着材同士の引張せん断接着強さ(測定値列)
被着財
引張せん断接着強さ(N/m㎡)
破壊状態
鉄版(SPCC-SB)
2.9
C
アルミ版(A-1050P)
2.6
C
ABS版*
2.4
C
アクリル板*
2.4
C
硬質塩ビ
2.4
C
カバ桜材
2.6
C

養生条件: 20+-1℃・(65+-5)%・14日間   破壊状態 C:接着材の疑集破壊   *:プライマー#80併用の場合
■H形引張接着強さ(測定値列)
被着財
引張接着強さ(N/m㎡)
伸び率(%)
破壊状態
モルタル同士 シールプライマー#25
2.0
100
C
モルタル同士 シールプライマーなし
1.9
85
C/Cs
黒御影石同士 シールプライマーなし
1.6
95
C
アルミ同士 シールプライマーなし
1.9
85
C
養生条件: 20+-1℃・(65+-5)%・14日間
破壊状態 C:接着材の疑集破壊
      Cs:接着剤の表層に近い所での疑集破壊
■要生条件と接着強さ発現時間
試験方法:引張接着強さ試験
被着材:フレキ板同士(8mm厚)
プライマー:シールプライマー#25併用